南東三階角部屋日記

三十代前半女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

11月7日 水分を含んだかばんは重い

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20:30 退社。やっちまったよ・・な一日。

 

月曜日から忙しい。あちらから電話が鳴ったと思えば、こちらからは打ち合わせ依頼のお声がけ。やっとこさメールの返信が済んだかと思えば、見積もり依頼の新着メールがぴこーんと音を鳴らす。今週中に提出しなければならない書類は空欄だらけだし、明日は一日撮影に張り付きだから書類を完成させるのは帰社後・・ああ、もう仕事なんてまっぴらだ!と嘆くことしかできない。

 

まあ、そうは言ってもやるべきことはなんとか終わらせてさあ帰ろう!って時に、予期せぬ事態に頭の中が真っ白になった。そして一瞬、身体がフリーズした。なんてこった、仕事かばんが水浸しになっている。

 

 

 

犯人が誰なのかは容易に特定できた。先月買ったステンレスボトルだ。キャップをきちんと締めなかったせいで中の水が漏れたのだ。

 

犯人を炙りだしたところでどうにもならないことはわかっていたし、そもそも実行犯はこいつでも裏で動いていたのはキャップをちゃんと締めなかった自分だったわけで、このやるせなさや切なさのやり場がどこにもないことはいっそう私の気持ちをどんよりさせた。湿り気がもたらす錆は私の心をどんどん浸食していく。心は錆びつき、ぎしぎしと嫌な音を響かせる。営業部のどまんなかで。

 

かばんの中に入っていた名刺、ポーチ、資料その他諸々、水分でふにゃふにゃしたりくねくねしたり、まるで骨を抜かれた生き物みたいになってしまった。幸い、精密機器系にはその被害は及ばなかったので難を逃れたけれど、まさかの縁結びのご利益ストラップがぷつんと千切れてしまった。水分でふやけたところに圧がかかり、勾玉部分が宙を飛んだその光景たるやまるでコントのようだった。営業部のまんなかで、風を切る勾玉なんてそうそうお目にかかれない。咄嗟にごめんなさい私です!なんて意味もなく近くにいた男性社員に謝って、飛んで行った勾玉を床から拾い上げた。

 

なんだか縁起が悪いなぁと思いつつも、きっとこれは過去の失恋の痛みを振り切って前に進めよ!という暗示なのかもしれないと、変に前向き思考になっている自分がいたから驚きだった。

 

 

明日からまた一歩、自分なりのやりかたで生きよう。

ああ、でもとりあえずはかばんと水浸しになった物を乾かさねば・・・

 


そういえば、お父さん吉田拓郎好きだったなぁ。

おやすみなさい。

 

 

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