缶詰の果物を食べるとき、ばあちゃんを思い出す。
祖母はスーパーなどに買物に行くとお菓子や缶詰を買ってきて、お茶の時間に出してくれた。「桃、食べるか?」このセリフは特によく聞いた。桃以外にも輪切りのパイナップルやみかんもあった。甘ったるいシロップも好きだった。
夕飯。にんじんのバターライス。たまに母が作ってくれた。オムライスにしたり、シチューと一緒に出してくれたり。
鍋キューブが残っていたので鍋も作った。カレー風味。
昨日の新年会のビンゴゲームで当たった景品。私、コーヒーはあまり飲まないんだよね。胃が弱いから。ひと瓶だけ開封して、残りはコーヒーをよく飲む母にあげます。
今日は一歩も外に出ることはなかった。なんとなく気乗りしなくて。もうしょうがないから今日はとことんだらだらしてやろうと決めた。しゃんとした生活をしていないと後ろめたい気持ちになるこの性格は、時に手放してもいいのではないか、と。人間、多少ダメな生活をしていたって死にはしないしね。
明日は外に出よう。でも、外の雪がすごいことになってきたぞ。