南東三階角部屋日記

三十代中盤女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

5月4日 海を見に行く

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糸魚川街道を車で走って海を見に行った。

 

下道でおよそ2時間30分、気軽に海を見に行きたいときはいつも日本海へ出向く。糸魚川はとても好きなところで、気が向いたときによく行く。

 

今日はいつもの糸魚川ヒスイ海岸ではなく、富山県の宮崎・境海岸へ。目的はヒスイ探しである。

 

海岸には釣りをしている人、私と同じくヒスイ探しをしている人、ただただ海を眺めている人など、それぞれに海を堪能している。海は時として人の命を奪うけれど、この水が地球に住む生き物の命を支えているのだと思うとなんだかすごいなぁと思う。海なし県に住む私にとっては、海はいつも感動の対象である。

 

 


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波打ち際で濡れた石のなかからヒスイを探す。ヒスイは白っぽくて、太陽にかざすと表面が輝いて見えるのが特徴。お宝さがしなので、なかなか見つかりません。

 


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疲れて一休みの図。愛用のサンダル、KEENのクリアウオーターCNXは水陸両用の優れもの。冬場以外はこのサンダルで海水の中へ入る。が、石ころがサンダルの隙間から侵入してきて痛くなるのが難点。やっぱり長靴かなぁ。

 


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釣りを楽しむお父さんと、暇そうにしていた恐らく息子さん。息子さんぽい人はずっと水切りして遊んでいた。 

 


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かもめが頭上を飛んで行ったり。なんにもしないで、ただただ海と空を眺めるのが好き。その隣には、彼氏ぽい人から釣りを教えてもらっている女性が。お二人はとても楽しそう。和むねぇ。

 


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ヒスイ探し中に、同じくヒスイ探しに来ていた40代くらいのおじさんに声をかけられた。同じ長野県民で、ヒスイを探しによく来ているのだとか。「見つかりました?」と声をかけてきたおじさんの手には、本日見つけたネフライト2つとヒスイ輝石ひとつがあった。過去に見つけた黒色ヒスイ輝石や、とっても珍しい青色ヒスイ輝石も見せてもらった。

 

おじさんからはヒスイを見つけるコツを教えてもらい、去り際に「がんばってね!」とエールを送ってもらった。なんだかうれしかった。

 

 

結局、ヒスイは見つからなかった。前回は小さいのをひとつだけ見つけられたのになぁ、残念。ヒスイ収穫はゼロで、色形のきれいな石だけ拾いました。

 


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しゃがんでヒスイ探しをしていたら、おしりが海水に浸った。その結果がこれ。乾いたら塩分が浮き出てきて悲しい模様に。これで一日歩き回っていたんだから切ないね。洗濯したら模様は落ちました。

 

 

フォッサマグナミュージアムへも行きました。ここは石好き、化石好きにはたまらない空間。様々な鉱石、古代の化石などが展示されています。自然が作り上げたものほど美しいものはありません。人の手によって輝きを増した宝石はそれはそれで美しいものだと思うけれど、ありのままの自然の造形美には敵わないと私は思います。以前、仕事で一千万円相当の宝石が散りばめられたジュエリーを身に纏ったことがありますが(理由については割愛します)、不思議なことにまったく感動しませんでした。

 

人間は自然な生き物ですから、ありのままが放つ美しさを人体の細胞レベルで美しいと思い、欲しているのかもしれません。あくまで私の持論ですが。

 

ミュージアムにはヒスイも沢山展示されています。加工前のヒスイの姿は、そのどれもが見とれるほどに美しいです。原石レベルになると大きくかなりごついですが、水流などによって流され削られたヒスイはほどよく角が取れて、その姿たるや微かに色気を纏った女性のようなフォルムをしています。ヒスイってすごく艶めかしく、でも厭らしさを感じさせない上品な石なんです。透きとおった表面の白色に隠された緑や青や紫、時々黒色は、芯からその意思をきちんと主張している素晴らしい存在だと思います。

 

 

 


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フォッサマグナミュージアムがある美山公園には、ところどころに謎のオブジェが。どうやら同公園内にある長者ヶ原考古館に沢山展示されているオブジェらしいです。

 


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かわいい。。。この子、抱っこして眠りたい。。。

 


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きゃははっ!!

 


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後姿はこんなかんじ。

 


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ちょっと幸薄そうなのも。

 


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めっちゃニヒルな顔つきのやつとか。

 


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薄気味悪いやつとかも。そんな真顔で見られても。

 


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(ど~~~こだっ?)

 

 

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(ここだよ~~~!!ここ、ここ!!)

 

わからないよ!

 


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いた。

 

フォッサマグナミュージアムはすばらしい博物館です。行ったことない方はぜひ。また見に行こっと。

 

 


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フォッサマグナミュージアムではGW期間中はイベントが開かれているのか、ちょとした地域の出店もあった。山野草の鉢植えを見つけ、ひとつ買って帰りました(写真右)。

 

しかし、帰宅後にウルシ科のハゼの木と判明する。ウルシよりは強力ではないもののウルシオールを持っているので、かぶれには十分注意しなくては。でもかわいいよね。育てるのが楽しみだね。

 

 


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食べ物の土産はひとつだけ。糸魚川名物 マキノ式飴。昔ながらの製法で作られた大ぶりな飴玉。

 


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華飾されていないシンプルで分かりやすいパッケージが良い。

 


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オブラートにくるまれています。これは黒飴。素朴な味で、とても美味しかった。

 

 

ヒスイ探しのあとは富山市まで出て海鮮丼を食べ、高山経由で帰りました。運転好きでもさすがに8時間の運転は疲れるね。。

 

 

 

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