南東三階角部屋日記

三十代中盤女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

7月16日 居心地のよい部屋

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 日曜日、母の部屋でのんびりする。

 


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そういえば、私はよく母の部屋にいる。実家暮らしの頃も、自分の部屋ではなく母の部屋で過ごすことが多かった。

 

今は、実家に戻ってきた弟が母の部屋(洋間)を引き継ぎ、母はかつて祖母の部屋であった仏間に寝ている。洋間から仏間に変わっても、母の部屋の心地よさは変わらない。

 

 

 

夕方、NHKで相撲を観る。子供の頃は相撲なんてまったく面白いと思わなかったのに、気づけば最後まで見入ってしまった。一対一のぶつかり合い、その迫力や絶対に負けないという力士の鋭いまなざしや気迫がかっこいい。特に、横綱に挑む若い力士の取り組みに胸を打たれた。長野県出身の御嶽海もずいぶんと頑張っている。

 

久々に観るテレビは面白いなと思った。

 

 

 

外ではヒヨドリがずっと鳴いていた。どこで鳴いているのだろうと外へ出ると、一羽の小さなヒヨドリの子がぴいぴいと一生懸命鳴いていた。羽ばたき方もどこかおぼつかなく、見ていて冷や冷やする瞬間が何度もあった。近くには二羽の大きいヒヨドリの姿が。おそらく親鳥だろう。子のそばで静かに見守っていた。

 

 

 

 


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豆電球だけにして、陽が落ちた後のだんだんと薄暗くなってゆく部屋に寝ころぶ。天井のしみ、ひもにぶらさがっているドコモダケが愛おしい。

 

外ではひぐらしが哀愁漂う声で夕刻を告げ、すずめたちの「ちちち」というさえずりがまるで幼稚園児のようで可愛らしい。しとしとと降る雨を喜ぶかのように田んぼのカエルたちがげこげことおしゃべりをはじめる。

 

これ以上の幸せがあるだろうか、そう思った。

 

 

 

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