今日は父方の祖母の命日。
私が26の時に亡くなったから、もう9年が経つ。時の流れは早いが、祖母との思い出は今でも鮮明に残っていて、9年も経っているなんてまるで実感がない。優しい笑顔と朗らかな声、曲がった背中で畑を耕す姿、夏の夜に月見草を一緒に見てきれいだねなんておしゃべりしたことが、つい最近のことのように思える。
もし、人生で一度きり、ひとつだけ願い事が叶えられる魔法があったら、祖母と二人の祖父に会いたいと願う。もう一度会えたら、一緒に散歩してお茶をしたい。
大好きな人がこの世にいないことは、本当にさみしい。