昼食は出先の定食屋でたぬきうどん 700円。外食の写真はほとんど撮らないから、これは貴重な写真です(そんなことはないです)。
夕飯は昨日の残り物。煮物は二日目以降が味が染みていてちょうどよい塩梅。汁をたっぷり含んだお揚げさんがとりわけておいしい。
今日一緒だった同年齢の同僚(既婚者男性)から、唐突に「28さんは結婚の予定はあるんですか?」と聞かれた。あまりにもストレートな聞き方だったので一瞬苦笑いをしてしまったが、嘘をついたり隠す必要もないと思い「まったくないです」と答えた。この手の質問は社交辞令的な要素もあるから、全力で拒否したり強がることはないと思っている。それに、質問する側も人を見て聞いてもいいか判断しているだろうと思うし、聞かれたからといって別段困ることもない。
逆に私も、世の中の人がどのような価値観や結婚観を持っているのか興味があったので、差し障りのない範囲でいろいろと聞いてみたりした。
いろいろ話した中で特に興味があったのが婚約指輪について。彼曰く、婚約指輪はプロポーズ当日手配の間に合わせのものだったらしく、奥様にはそのことについて今でも突かれているのだとか。婚約指輪貰えなくてがっかりしたとかネットなどでよく目にするし、女性の大半は婚約指輪にあこがれがあるのかな。
私は婚約指輪は必要ない派なので、欲しいと強く思う気持ちがさっぱりわからない。婚約指輪ひとつに30万40万使うのであれば、ちょっといい温泉旅行に出かけておいしいものを食べのんびり過ごすほうが楽しいと思うし、想い出として記憶に残ると思う。もしかしたら、私は一般的な女性とは感覚がずれているのかもしれない。
結婚式もしかり。盛大に披露宴をするよりは家族だけでこじんまりとでいいし、極論をいってしまえば式を挙げなくても全然問題ない。ただしそれは個人的な考えであって、相手方が必要だと言えば挙式を挙げることも考えたい。
逆に結婚指輪は必要だと思っている。左手薬指の指輪は既婚者の証明であると同時に、周囲に対しての礼儀・マナーの側面もあるのではないだろうか。既婚者であることを示さずにいれば未婚者だと思われもしかしたら告白される可能性があるし、そうなれば相手を失望させてしまう。周囲に変な誤解を与えず円滑な社会生活を送るうえでは、やはり結婚指輪は必要なものだと思う。
なんてことを大真面目に話していたが、やっぱり私のような考えは夢がないのでしょうか。派手な生活でなくてもお互い健康で暮らせれば、それだけで充分な気もするんだけどなぁ。