本日、牛伏寺周辺をおさんぽ。
本当は姨捨の棚田を見に行こうと思っていたのだけれど、一週間の疲れが相当溜まっていたため朝寝坊し、断念。かわりに近場をおさんぽしようと思い立ち、牛伏寺まで車を走らせる。30分程度で到着。
牛伏寺周辺のスペースに車をとめ、すこし歩く。ここに来たのはたぶん5年ぶりだと思う。真夏の燃え盛るような暑さのなか、トレッキングをした記憶が色濃く残っている。
牛伏寺周辺には牛伏川が流れており、規模は小さいが牛伏川砂防ダムもある。湖のよう。奥には街並みが広がっている。方角的に松本市のはずれか塩尻だろう。
牛伏寺入り口ではお地蔵さんがお出迎え。
お地蔵さんをみると心が落ち着きます。
青紅葉が美しい季節。
小さい頃にこの牛の頭をなでなでしていた記憶がよみがえる。いつも右側の牛を触っていたと思う。
牛伏寺の由来は、756年(天保勝宝7年)に善光寺に経典を運ぶ途中で2頭の牛が倒れたことからつけられたのだとか。大人になりはじめて知りました。それで牛の像が2体なんですね。
階段を歩いていたら突然ヘビが現れておどろいた。赤黒い子供のヘビだが、存在感がものすごい。ひゃぁ!ヘビだ!!と思わず声を上げてしまったが、幸いにして周りにだれもいなかった。
帰りにまだヘビがいるかもしれないと慎重に下った。ヘビは階段の脇にぴたりとくっついていた。ヘビに遭遇するのは縁起がいいことなのかも。
このヘビ、何ヘビでしょう?逃げずにじいっとこちらを睨みつけていたからマムシ?
観音堂。厄除け観音でも知られる牛伏寺。祈祷は毎日受け付けているそう。
牛伏寺の少し先には、大正時代に完成した牛伏川フランス式階段工があります。以前ここに来たとき、この張石水路は近年作られたものだとばかり思っていたのだけれど、着工は明治時代だから相当昔からあるんですね。よくよく考えてみれば、今工事をするなら手っ取り早くコンクリートを打ったほうが早いですね。それに観光客がいるわけでもないし、わざわざこんな山奥に景観美も兼ね備えた水路なんて作らないだろうし。
周辺ではBBQしているひともけっこういた(禁止はされていない)。
昭和時代に修繕されたのでしょうか。
良いおさんぽ日和でした。
遠出の旅行はしばらくできなさそうだし、しばらくは県内の昔行った場所やまだ行ったことのない所などに足を運ぼうと思う。地元であっても普段通らない道などを通ると、ちょっとした旅行気分を味わえていい。