東京大衆歌謡楽団がとてもいい!
昭和歌謡が好きでYouTubeでいろいろと探している中、ふと目に留まったのが東京大衆歌謡楽団だった。兄弟で構成された、主に戦前、戦中の昭和歌謡や軍歌などを歌うバンドである。東京を中心にライブもよく行っているよう。こんな素敵な音楽が身近にあるって、東京はうらやましいなぁ。
20:20頃の「小さな喫茶店」は甘酸っぱくてくすぐったい歌詞と軽快なリズムでとても好きな曲。もともとはドイツの音楽だそう。映画「学校の怪談2」で司のおじいちゃんとおばあちゃんがダンスしているシーンに使われているから、映画を観た人ならピンとくるのではないだろうか。
そのあとに続く「東京ラプソディ」も好きだ。元は歌手の藤山一郎が歌っている。藤山一郎は昭和の歌い手のなかでもだんとつに好きな人のひとりで、青い山脈、丘を越えて、長崎の鐘、丘は花ざかり・・どれも本当に素敵な曲ばかり。
夏の晩に昭和歌謡を聴きながら夜風にあたる。これほど贅沢なことはない。