今年のベストソング10 編。
今年は新規発掘するより、今まで聴いてきた曲を繰り返し聴いていた、そんな一年でした。順不同にて紹介。
D.A.N. - Zidane
D.A.N.を知ったのは実は先週。ラジオで流れていた新曲 SSWBが私の耳と心を鷲掴みにしました。静寂の中に静かに燃えゆる青い炎。全身の力がゼロになり重力を失った体が感じる浮遊感。彼らの曲から連想するのは、そのような光景。完成度が非常に高い。
一見クールで無機質な感じかと思いきや、ボーカルが入ることで人間の肌感を感じます。終始冷静で力まない声も心地よい。こんなにすごいアーティストが日本にいるんだと驚きです。
奥田民生 - 最強のこれから
気合いが入る一曲。仕事終盤戦はこの曲聴いて乗り切りました。間奏に入る前の雄叫びがたまらなくかっこいい。やるときゃやる、でも抜くとこは抜く、こんな大人になりたい。私のロールモデルです。
ユニコーン - おかしな2人
散々彼氏の文句を垂れた後に漏れる、彼へのセンチメンタルなセリフ(本音)が愛おしすぎる!この曲聞いて何度胸がキュンとなったか。
その他にもユニコーンの曲は聴きまくった2016年。
恋っていいなぁ、人を好きになるって素敵なことなんだなぁ。恋愛モードの時は連続再生していました。
Mr.Children - 口笛
何もない田舎のあぜ道を散歩しながら聴くのが好きです。聴くと心が優しくなります。
堀込泰行 - Waltz
ヤスのファーストフルアルバム。キリンジ脱退後初めてのリリース。
ヤスの歌声は、なんでこんなにも優しくて穏やかで安心感を感じるのだろう。彼の声に包まれる時、私はすべてのものを取り去ってその歌声に体と心を預ける。
声が裏返ったりするのは、あえてのことなのだろうか。ちょっと気になった。だけれど、その歌い方さえも逆に生々しさや本来の姿が垣間見れる気がして、味がある。新生Kilinjiもニューアルバムをリリースしていますが、ファースト共にまだ買っていません。
馬の骨名義のアルバムもおすすめです。燃え殻をもっと成熟させたのがWaltz、そんな気がしました。
斉藤和義 - ジユウニナリタイ
会社辞めたいモードの時にひたすらリピートしてました。
20代前半の頃はパンクが大好きで、この曲を何度もリピートしていました。エクストレイルのCMで耳にした人も多いのではないかと思います(エクストレイルは当時乗りたい車ナンバーワンだった)。
MUSE - Reapers
私の大好きなバンド、MUSE。この曲はMUSE特有の静と動の共存ではなく、しょっぱなから「動」の疾走感あるロックナンバー。マシューの高音ファルセットに続く重厚なギターと、ブイブイ言わせるベースがかっこよすぎる。
Liasons Dangereuses - Los ninos del parque
80年代ドイツのバンド。内臓にグイグイ押し込まれるような感覚。発狂じみた歌声(というより叫び声)がイカれてる。いや、でもかっこいい。
来年も素敵な音楽に出会えますように。