南東三階角部屋日記

四十代前半女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

新潟・福島旅行記 11月3日-新潟-

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11月3日と4日に新潟と福島まで旅行という名のドライブへ。

 

朝は8:20に松本を出発。松本から上越までは高速道路を使い、上越インターを降りてからは下道で下越まで目指す。私自身運転は好きであり、割と得意なほうでもあるので長時間ハンドルを握っていても苦にはならないのだが、やはり30代ともなると体力は落ちてくるわけで、あまり無理をしないようにと心がけながらの道中だった。

 

しかし旅にトラブルはつきものとでも言うのか、上信越自動車道妙高あたりを走っていると、突然エンジン系統警告ランプが光った。瞬時にこれはまずいのではないか?!と焦ったが、エンジンから異臭や白煙が上がっているでもなし、ひとまず安全なところに停めて様子を見ようと思った。

 

一旦エンジンを止め、再びかけると警告ランプは消えた。しかし、しばらく走るとまた表示される。この車を譲ってくれた弟に電話をかけて相談してみると、以前にも同じようなことがあったとの事。心配だったので近くのディーラーに立ち寄り、エンジントラブルはないか聞いてみることにした。

 

センサーの故障ではないかというのがディーラーの回答だった。エンジン自体は問題ないらしい。緊急性もないので、このまま走行しても大丈夫ですと言葉をいただけたので、長野に引き返さずに済んだ。

 

しかし、ディーラーからしたら点検だけしてもらってお金も落とさないお客だったわけで、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

 

以上が先日の日記の顛末です。

 

 


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気を取り直して運転再開。海なし県の私にとって海というのは憧れの存在で、海原が視界に入るだけでうれしくなる。

 


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柏崎で休憩。昔、家族と来たことがある懐かしの場所。

 

 

 

 

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休憩がてら恋人岬にも立ち寄った。

 



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柵に鍵を結ぶと恋愛成就するのだとかで、柵にはびっちりと南京錠とメッセージの書かれたプレートが。人が書いたものなのでそんなにじっくりとは読み込まないが、目に入ったメッセージの初々しさや照れてしまうような言葉の数々に、思わず目を背けてしまった。恋愛が苦手であり、かつ独り身の私には少々場違いなところでもあるのではないかと思った。

 

無論、おひとり様の方々も何人かはいました。

 

 



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ここは福浦海岸を一望できる景勝地でもあるとのことで、恋人岬周辺を散策してみた。

 

 

 


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赤い大きな橋があり、眺めも良い。

 

 

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遠くまで続く海岸線と広い海原。遠くの景色が淡く霞んで見える様が、なんだかはかなげで美しい。

 

改めて私は景勝地が好きなんだとわかった。今度、景勝地巡りの旅でもしようかなぁと考えている。

 

 


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恋人岬に来て、ひとりで冷めた海産物(観光地価格)を食べてみるのも味なもの。ホタテに大きな砂利が入っており、奥歯が少し欠けたのは今となっては良い想い出である(いや良くない)。

 

 

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フィッシャーマンズケープにも立ち寄った。昔ここで買った漁師おじさんのマグネットはアパートの玄関ドアに張り付いている。

 

 

ひとしきり散策を楽しんだあと、柏崎からは海岸線に沿ってドライブ。次の目的地は弥彦神社

 

 

 

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神社に続く参道では菊の品評会をやっていた。それぞれに順位等が記されているが、美しさの基準は私にはさっぱりわからない。どれも素晴らしい菊だと思うのだけれど。

 


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盆栽の品評会も行われており、こちらも見ごたえがあった。私はおじいちゃんおばあちゃん趣味の傾向が強く、盆栽にも興味がある。決して大きくはない盆栽鉢に、それぞれの盆栽が創り出す美しい世界観が詰まっており見とれてしまう。みな大事に育てたんだろうなぁ。ドラえもんに出てくる神成さんが、のび太に盆栽割られて滅茶苦茶怒るのもわかる気がする。

 

 

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人はかなり多く酔ってしまったが、それでも見ごたえのある神社だった。

 

 

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米どころ新潟、日本酒の酒樽展示も。最近じゃお酒はほとんど飲まないが、出張で新潟に行った時にのんだ日本酒がとても美味しくて感動したのを覚えている。銘柄覚えておけばよかったなぁ。

 

 


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おみくじ。まずまずの小吉。

 

 


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敷地内には様々な種類の鶏が飼われており、みなかわいかった。

 

 


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鹿は素知らぬ顔で観光客には見向きもせず、まったりしていた。

 

 

弥彦神社を後にして、次に目指すは新潟市。かつて住んでいた街に少しだけ立ち寄りたいと思い、行程に追加した。

 

 


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今回の旅の目的のひとつは「海岸線をドライブ」だったのだが、ナビ通り走っていたら海岸線から外れてしまい、とんだ大渋滞に巻き込まれた。よくよく見ると夕焼けが始まっているではないか。急いで海岸線へ抜ける道へと路線変更。

 

 

 
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雲が多く夕日は拝めなかったが、燃えるような夕景を眺めることはできた。写真ではその赤さはうまく伝わらないが、色彩が強まったその瞬間は今でも心に残っている。夕景はなぜにこんなにも人の心を打つのだろう。

 

 

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陽も沈み、空がだんだんと暗くなるまでの長い時間、ひとりぼんやりと海を眺めていた。楽しい観光地は各所様々あるが、私はこの景色を見るためにここに来たのだ。だからこの先の行程は正直なくてもいいやとも思った。

 

 


新潟市にはもうだいぶ暗くなってからの到着となった。古町、万代シティあたりを車で走らせた。かつて住んでいた場所にはいかなかった。

 


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せっかく新潟に来たのだから夜景でも眺めようと思い、古町にあるNEXT21を思い出して急きょ行くこととなった。

 

地下駐車場にはほとんど車は止まっておらず、また古町自体もひと気はまばらで、16年前に比べて賑やかさは減りだいぶ寂しくなったように思う。

 


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新潟市を広く見渡せるが、とくに感動するような景色ではなかった。ここに来るくらいなら、やすらぎ提を散歩でもすればよかった。

 

 

新潟市を後にし、バイパス経由で新発田市へ。この日のゴール地点である月岡温泉までは休憩しながらだったので車で1時間半くらいかかった。

 


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部屋に入って速攻で布団を敷いた。

 

 


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夕飯は最寄りのスーパーで買ったきつねうどんとほうれん草ごまあえとバナナ。疲れて飲食店に入る気力がなかった。

 

 


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お風呂に入ったらひたすら布団でごろごろだらだらしていた。疲れて片付ける気力もわかない。やったらやりっぱなし、開けたら開けっ放し!と、どこからか母の声が聞こえてくる気がした。実家住まいのころはよく注意されていたことを思い出す。

 

ちなみに、今のアパートではちゃんと片付けしていますよ。

 

 


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二日目の日記につづく。