この日一番楽しみにしていた竜ヶ岩洞へ。
竜ヶ岩洞のオープンは昭和58年(1983年)。その二年前から地主である戸田氏は、この場所に必ず鍾乳洞があると信じ一人一輪車を使い粘土を運び出し整備を進め、さらに数か月には戸田氏の承認を得た洞窟愛好家2人が洞窟の探索・拡張を開始。三日間洞窟を掘り続けようやくつながった空間で目の当たりにしたのは、必ずあると信じていた鍾乳石の数々だったそうだ。そこからさらに探索と洞の整備を進め、ついに観光地として完成させた。
竜ヶ岩洞は全長1,000メートル(一般公開は400メートル)の大鍾乳石であり、鍾乳洞探索に情熱をむけた男たちのロマンが詰まった場所でもある。まさにリアルな探検隊の話であり、この話を聞いてとても興奮した。そんなわけで非常に楽しみにしていた場所であり、入る前から期待値はMAXだった。
入場料 大人1,000円を払いいざ入場。ゲートをくぐると興奮度は一気に加速。
※興奮しすぎてここでの写真点数が多いです。
足元はよく整備されており、足腰の弱い方でも楽々歩けます。
岩肌を様々観察して歩くのが楽しい。また、ところどころ鍾乳石に名前が付けられており、命名された理由となる形状を見て楽しむのもまた一興。
猿ヶ石。おさるさん?に見えなくもない・・けどちょっと微妙。
乳石。女性の乳房に似ていることから。きれいな形をしていますね。
登竜門。脇には鐘があり、この登竜門をとおる者のみが鳴らせるとのこと。かなり狭く、細身の私でもギリギリだった。
喜びの窓。鍾乳洞の発見はこの喜びの窓からはじまったという。洞窟愛好家がこの場所を掘り進めたことにより、竜ヶ岩洞が観光地となったのだ。竜ヶ岩洞はじまりの場所と聞き、さらに興奮は増す。
ワニの岩。
竜の抜け穴。天井高く、縦長の空間。
慈母観音。
ところどころに水たまりがある。透きとおっている。
リムストーンプール。鏡のように映し出される岩々。
黄金の大滝。大雨のようにざあざあと降り注いでいた。
例えが変かもしれないが、小腸のなかにいるような不思議な感覚をおぼえる。入ったことないけど。
練磨の教え。
つやつや。
鍾乳宮司。青く照らされた水たまりがきれい。
鳳凰の間。鍾乳石が一堂に会しており見事な光景だった。
くらげの滝のぼり。
仲睦まじくぴったりとくっついており、かわいい。
黄金の富士。
鍾乳洞を抜けると、化石や様々な種類の石などの展示物が多数あり、見ごたえがあります。石や化石はずっと見ていられる。
一歩、抜け出すモグラ。そうですね、いつまでももぐっているわけにはいかないよね。がんばろう。
原始人の生活。
竜ヶ岩洞の開発者である戸田貞雄氏。2億5千万年前の地球が作り出した歴史を人々の目に触れられるよう観光開発したのだから、その功績は大きいのではないかと思う。開発当時は74歳。その歳で情熱をささげられるものがあるってすごいことだし、またかっこいいなぁと思う。
洞窟探索を再現したジオラマなどもあり、説明もわかりやすい。
運よく一日2回行われるコウモリのお食事ショーも見ることができた。スタッフの話が面白く、赤ちゃんコウモリ「みーちゃん」とのエピソードに和みました。
フルーツコウモリ。瞳がかわいい。餌を食べながら軟膏のような白いうんちをしていた。
来てほんとうによかった!
みたらし団子を持ったまま拝んでしまい申し訳ありません。
3日の日記 3に続く。