高山城跡に行こうと思ったら、駐車場が満車で入れなかった。
なので、高山城跡の観光はキャンセルし、次の目的地である飛騨大鍾乳洞までひとっとび。
飛騨大鍾乳洞はかなり昔から気になっていた。松本市の国道158号線を上高地方面に向かって走った人なら見たことがあると思うが、道沿いに建てられた宣伝看板でその存在を知った人も多いのではないだろうか。
高山駅より車でおよそ3、40分で到着。観光鍾乳洞のなかでは日本一標高の高い900mに位置している。鍾乳洞は1965年に大橋外吉氏によって発見され、のちに観光開発された。大橋氏はコレクターでもあったらしく、大橋コレクションなる世界の美術工芸品なども展示されている。
ウニコールと呼ばれる海洋生物の角や、2007年に強奪された戻ってきた金塊の展示など、なかなかマニアックな展示がされていた。観覧料は大人1,100円。
冬場はおよそ8度あるそう。でももっと寒かった気がする。吐く息が白かった。
道は整備されており歩きやすいが、出口までは2、30分かかるので足腰の弱い人は辛いかもしれない。また、後半は坂がきつく、私もすこし息が切れた。
夢の宮殿。
国会議事堂。確かに!
幸福の滝。ネーミングセンスがどことなく昭和感があっていい。
急な坂道はけっこうきつかった。
私は20分程度でまわり切った。静岡の竜ヶ岩洞と比較すると面白味に欠けるため、この日はあまり興奮することはなかった。
出口から駐車場までは下り坂。それだけ鍾乳洞のなかを上っていたってことか。けっこう歩きました。
小腹が空いたのでだんごと飛騨牛コロッケを買って食べた。
飛騨大鍾乳洞の見学のあと、近くにある銚子の滝を見に行った。入口の看板はあまり目立つことなくあるので、見逃してしまうかもしれない。また、滝までは車で行けるもののすれ違い困難な山道なので、運転に自信がない方は怖い思いをするかもしれない。
雪が残っています。ちょっと寒い。
雪を見てすこしはしゃぐ。
銚子の形ににていることから、銚子の滝と名付けられたのだそう。落差約25メートル。滝の近くまでいくと水しぶきを浴びます。
人も少なく、穴場ないいスポットでした。
その後、すぐさま松本へ帰った。白骨温泉に寄ろうかと思ったものの、この時期はほとんどの施設が冬期休館のため今回は寄らなかった。アパートには17:45到着。今回はとにかくゆるい旅程だったが、終始リラックスしたいい旅行になった。冒険的要素の強い旅行もいいが、このくらいゆったりした旅もいいものです。総じて良い二日間でした。