20:55退社。今日はいい天気だった。姨捨の棚田の風景も、きっと素晴らしいだろう。
おでかけしたい気持ちは隅に追いやり、やらねばならぬ仕事を片付ける。体調は回復してきており、また食欲も戻ってきたので、今週はたぶん持ち堪えると思う。
毎晩残業していると、自分の時間のあまりの少なさにがっかりする。23時には就寝するとして、21時退社であればたったの二時間しかない。家事洗濯したらあっという間に寝る時間となる。
働き方改革が謳われてしばらく経つが、結局のところ働き方改革をするのは働き手個々が自分で考え、創意工夫しなければ変革を起こせない。おそらく日本の労働者の殆どがそのような立場にいるのではないだろうか。会社の上層部は口を揃えて「改革をしましょう！」というが、会社をあげての業務効率化、時短のための根本的な仕組みづくりまでは手を出そうとしない。その上、残業超過の社員に対しては容赦なく責め立てる。
この状況に決して悲観はしていないが、やるせなくはなる。行き着く先は自己責任。今の日本を象徴する言葉だと思う。
それとも単に私が馬鹿なだけなのだろうか。それならそれで反省をする。
