子供の頃、おつまみ系が好きだった。さきいか、あたりめ、カルパス。ビーフジャーキーにツナピコ、チーズたら。地域の親睦会で大人たちがお酒をあおっている傍で、おつまみの面々を前によく喜んでいた。一方で生クリームなどを使ったケーキ(というより洋菓子全般)が苦手だったこともあり、おつまみ好きの私を見た周りの大人たちはよく「28は将来大酒飲みになるね!」なんて言っていたものだ。
しかしながら私は、全くと言って良いほどお酒を飲まない。多分3ヶ月に一回程度しか飲まないんじゃないだろうか。お酒嫌いというのではなく、また下戸というものでもないのだが、単に飲みたいという気持ちがあまり湧かないのだ。父親のアルコール依存症を間近で見てきたことも理由のひとつかもしれないが、それ以前にもともと飲む習慣がないことが飲まない理由の95パーセント位を占めているのだと思っている。
自分で稼ぐようになって、自分の好きなものにお金を使えるようになって、買おうと思えば大好きなおつまみの類もたくさん買うことができる。でも、大好きなものって実は日常的に頻繁に買うことはしない。このさきいかも久しぶりに買った。
こういうのはたまに嗜む程度が良いのかもね。贅沢はそんなに多くなくていい(さきいか1袋400円は私にとっての贅沢です!)。