南東三階角部屋日記

三十代中盤女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

1月23日 インドアな週末

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今日も一日のんびりと過ごした。

 

というより、ここのところ毎週のんびりした日々を送っている気がする。コロナウイルス騒動が勃発してからはや2年。外に出かける時間が以前にも増して少なくなっているのは一目瞭然だ。旅行にも行かなくなったし、人出の多い場所には近づかなくなった。1月に入ってからの陽性者数は悪い意味でうなぎ登り。そんな時期に感染リスクがあるような場所にわざわざ出かけたいと思わない。

 

もちろん、基本的な感染症対策を講じていれば外出して問題ないとは思っている。というか、仕事していれば嫌でも外出しなければならないし、営業職だから人とも接する機会は多いわけで、完全に外界との接触をOFFにすることは難しい。俗世から離れた仙人じゃあるまいし、今の私は一人きりで生きるなんてできっこないし。

 

とまあ、なんだか後ろ向きな感じの日記になってしまいましたが、当の本人(私)はまあまあ楽しく暮らしています。最近の休日は家に篭ることが多くなり、Tverでドラマを見たりYouTubeで動画を楽しんだり、本や漫画を読んだりと、インドアな日々をそれなりに楽しく過ごしています。

 

そうそう、今週放送された「鉄オタ道子、2万キロ」第3話がとても良かったのでおすすめしたい。

 

 

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第3話は静岡県大井川鐵道奥大井湖上駅。湖の上にある秘境駅らしい。「ここ、どこだよ〜」が本当に似合う場所だなと思うほど、いい意味で僻地感がある。無論、私は行ったことないので本当に僻地なのかはわからないけれど。

 

このドラマは超絶感動的なシーンはないし、すごくゆったりとした時間の流れを切り取ったドラマなんだけど、なんだろう、語彙力がないのでこんな事しか言えないが「なんか良い」のだ。玉城ティナ演じる道子のマイペースさ、地元民や旅行者とのいっときのやりとり、旅の楽しみのひとつであるうまそうな弁当のシーン。せっかくの旅行だからと忙しなく工程を詰め込んだ旅行じゃない、ゆったりとした時間の流れがすごく心地いい。ドラマチックな展開でもないのに、たまに胸をキュッと掴まれるようなセリフがあったりもする。特に印象に残っているのは第2話の道子のセリフだ。

 

「こんなに綺麗な景色なのに、誰も来なくなっちゃったんだ。

 日本には、こういう場所がいっぱいあるんだろうな」

 

およそ地元民にしか知られていない場所。時が経って地元民からも忘れ去られてしまう美しい景色。もしかするとかつては景勝地として、地元・旅行者問わず人で溢れていた人気の場所だったのかもしれない。過疎化が進み、管理は疎かにされ、人々は地元を離れてゆく。そんなことを妄想すると、より一層、道子のセリフが胸に突き刺さる。

 

 

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ドラマのオープニング、エンディング曲も良いです。ああ、一人旅したいなあ。