21:00 退社。
会社にいる後輩(女性)の手元がとても美しく、思わず見とれてしまった。透明感のある白くみずみずしい肌、かわいらしい淡いピンク色のマニキュア。若さもあるだろうが、その艶々した手元は健康的な色気を纏っていて、同性の私でさえもどきりとしてしまった。
一方、私はどうだろう。最近は服装にも髪型にも無頓着だし、手先は乾燥でがさがさ、髪はパサパサ。水気の足りない肌は砂漠化が進行しつつある。ささくれた指先はまるで女性らしさがない。
女子力がないのは、仕事の忙しさに比例しているのだろうか。あるいは恋をしていないことが関係しているのだろうか。
明日は半日だけ仕事をする。また一歩、砂漠化がすすむ。