南東三階角部屋日記

四十代前半女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

4月24日 部屋と椅子

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18:00退社。帰宅後、疲れてベッドに直行。

 

写真は少し前に撮ったもの。インテリアにこだわりはないので、この部屋も長いこと代わり映えしていない。

 

雑誌を開けば素敵な家具や小物が配された部屋が目に飛び込む。インスタなどではこだわりのインテリアが披露される。皆、よくそんなに頑張れるなぁと思う。

 

彼ら彼女らのインテリアを非難するつもりはない。私も整ったり手の加えられた部屋を見るのは好きだし、憧れに近いものを感じる時もあるが、それだけのことを自分がやるには少々気が重いと感じる。頑張って家具を揃えて部屋を作り上げるよりも、こだわりは一旦置いておいて、自分が住んでいて楽だなぁと思えるほどほどの部屋がいちばん落ち着ける。それに加え、動線が確保されていて物が少なく掃除がしやすいことも私にとっては重要なことである。

 

 

観葉植物が置いてある木の椅子は、20年前、木造の中学校が取り壊される時にもらってきた。この椅子と今私が座っている椅子は共に、50年近く前のものである。その証拠に、椅子の裏側に当時の生徒の名前が書いてある。今はもうかすれて読めなくなってしまったが、そこに書かれた名前のひとつは私の父の名前だった。

 

中学生が作った決して完璧ではない椅子であるが、私はこの椅子をとても気に入っている。この部屋でいちばん素敵なインテリアかもしれない。