姨捨駅を後にし、棚田見物へ。
ちょっと道を間違えたりして、かなりの距離を歩くこととなった。地図があっても道を間違えるんだからなぁ。日陰のない坂道を上るため汗だくになりつつ、ひとりとぼとぼと歩く。しかし風が心地よく吹いており、あまり不快感をかんじなかった。
眼下には善光寺平。見事な棚田の景色でした。季節によって棚田の表情は変わるため、四季を通して楽しめる場所だろう。今度は穂が黄金色に色づく秋に来てみたい。
棚田の中心あたりにある姪石(めいし)という石仏。赤い頭巾と前掛けをしていた。いつからこの岩の上にいるのかわからないが、きっと長い間、姨捨の地を見守っているのだろう。
信濃三十三番札所の十四番目にあたる長楽寺。松尾芭蕉も訪れて句を詠んだ場所なのだそう。また、田毎の月とは、棚田からみて東に位置する鏡台山からのぼる月がそれぞれの田んぼごとに映ることからそう呼ばれるようになったという。美しい言葉ですね。
観音堂の脇にある姨岩。
青紅葉がうつくしい。
姨岩の上にのぼることができます。
午前中なのに歩き疲れてへとへと。途中、姨捨観光会館で買った乾燥リンゴを食べ元気を取り戻した。この後、稲荷山散策へ。
道中コレクション。
死んだ沢蟹。
落ちていたくわずみ。ジャムにするとおいしい。
遭遇したとかげ。
その3に続く。