南東三階角部屋日記

四十代前半女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

静岡旅行記 1月3日 -1 中田島砂丘・浜松城・弁天島海浜公園

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7:00頃起床。8:30浜松のホテル出発。

 

夜中繰り広げられた「隣室どんちゃん騒ぎ事件」のためあまり眠れなかった。しかし朝の陽ざしを受けたならば気持ちがリセットされ、良い朝であったことは間違いない。

 

 

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3日目は、まず中田島砂丘へ。鳥取砂丘は有名だけれど、静岡にも砂丘があるとは知らなかった。

 

 

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朝日を浴びながら砂の上を歩く。海風がとても強く、また歩くのにも一苦労なので、思った以上に体力を使う。はじめは寒いとおもったものの、暑がりの私はしばらく歩いているとじんわり汗をかいた。

 

 

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入口から海岸にでるまで砂丘をのぼる。普通の道ではないからけっこう時間がかかる。

 

 

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砂丘の上のほうから眺めたの図。

 

夏になるとウミガメが産卵のためにこの浜に上陸するそう。私の子供の頃の話になるが、たぶん3、4歳くらいだったと思うのだけど、当時私が得意とする一発芸は「ウミガメの産卵」だった。たしかバスタオルかなにかにくるまってウミガメの恰好を模し、小さなボールをお尻側からぽこぽこと出す芸だったと記憶している。昔話でたまにその話が出てくるくらい、両親の記憶には強く残っているようだ。

 

 

その次に計画していたのは航空自衛隊浜松広報室が運営するエアーパークに行く予定だった。しかし現地に行ってみたならばまさかの「休館」の文字が。正月ムードにほとんど触れず年始を過ごしたため、正月で休館になっているとは予想しなかったのだ。というより事前にちゃんと下調べしていなかったのがいけないのだが、悔いても仕方がない。残念ではあったが、駐屯地のまわりをドライブしていたらそれはそれでテンションが上がったのでよしとする。

 

 

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かわりに、予定には入っていなかった浜松城を見学していくことにした。

 

浜松城明治維新後に廃城となり破壊され、現在の姿は再建されたものだそう。小ぶりで決して華やかさはないが、かっこいいと思う。

 

入館料は200円と良心的で、また歴史展示物も多数あるので見ごたえはあった。小さい城なので中は人でごった返していた。

 

 

お次は弁天島海浜公園へ。 駐車場利用で410円かかります。

 

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ちょうどお昼時と重なったため、近くのコンビニで豚汁とおにぎりを買って食べた。土地の名物を味わうのもいいけれど、旅先でお弁当を買ってその土地に溶け込みながら食べるのもまた楽しい。自分は今旅をしているんだなぁという気持ちになれるし、私はこういう旅の仕方のほうが好きだと感じた。

 

 

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ここではずいぶんとゆったりのんびり過ごした。鳥居の奥にはバイパスが見える。

 

 

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陽が沈む様は美しいんだろうなぁ。

 

ここはデートスポットでもあるらしく、付き合いたてらしい若いカップルがご飯を食べている私の目の前でキスをしていた。初々しくて、なんだか可愛らしかった。

 

 

お昼ご飯も食べ終え帰ろうと思い車に向かって歩いていると、50代くらいのご夫婦の奥様が声をかけてきた。「地元の方ですか?」と尋ねる女性に「いいえ、地元民ではないんですよ」と返す。なぜ声をかけてきたのか聞いてみると、この近くでうなぎ屋を探しているとのことだった。「すみませんでした」と言い立ち去ろうとする女性を引き留め、念のため確認をしてみた。

 

「グーグルなどでお店を調べられますよ。もしよかったら、今お調べします」

 

女性はスマホを持ってはいたが、どうやら調べ方がわからないらしい。さっそくグーグル先生にこの近くのうなぎ屋を調べてもらう。

 

「あちらに橋が見えますよね。あの橋を渡ると、おそらく何軒かうなぎ屋があると思います」

 

年始なので休業している可能性があることを前置きしつつ、そう伝えた。ご夫婦は千葉県から電車に乗ってここまで来たそうだ。うなぎ屋に無事入れたかはわからないが、二人にとって浜松でおいしいうなぎを食べたことが良い思い出となっていたらいいなと思う。

 

それにしても私はよく声をかけられるなぁ。地元民っぽい雰囲気があるのだろうか。

 

 

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この日一番の楽しみにしていた竜ヶ岩洞へ向かう途中で寄り道し、浜名湖を見渡す。

 

 

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浜名湖を渡る東名高速道路。高い場所から道路を見るのもまたおもしろい。

 

 

3日の日記 2に続く。