午前中、客先へ向かう途中。川沿いの一方通行の道を走っていると、前方の車が次々と何かを避けていた。なんだろうとよくよく見ると、車道脇に体長およそ30センチほどの比較的大きな亀がいた。茂みからちょこんと顔と胴体を出しており、目の前を横切る車に少々驚いているような様子だった。
あまりに突然のことであったため、そのまま素通りしてしまった。しかしあのままでは車に轢かれてしまう。気になったので再度元来た道を通り亀がいないか目を凝らしたが、亀の姿は見当たらなかった。水辺の方へ逃げたのか、あるいは誰かが助けてあげたか。いずれにしてもペシャンコの亀は確認できなかったのできっと死んではいないだろう。
しかしあんなに大きな亀がこの辺にいるとは驚いた。昔から生息しているのだろうか。もしくは河川水位の上昇が原因で上流から流れ着いたのかもしれないな。