以前から考えていた年末年始の旅行、今年は行かないことにした。
コロナウイルス患者数が夏に比べて多くなってきたこともあるけれど、実は12月半ばに手術をすることになったため、体に負荷のかかりそうな遠出はあきらめることにした。手術といっても大したことはないので何も心配はないし（自分自身あまり心配していない。むしろ今までの不調が治まるのなら早く手術したいと思っている）、ちょっとの遠出くらいは無問題なんだけど、術後に無理は禁物なので今年は大人しくするつもりだ。
でもまあ、県内のどこか近場で年越しするくらいは問題ないだろう。年末にホテルのテレビでゆく年くる年を見ながら蕎麦をすするのも悪くはないかな。ただし、術後２週間は温泉やプールなどは控えるように言われているから、残念だけど温泉には浸かれないないなあ。
子供時代からゆく年くる年が大好きだった。賑やかな紅白歌合戦の終了とともにシックな絵面になる瞬間がたまらなく良い。あと15分で今年が終わるのかと考えると妙にソワソワしてきて、母の茹でた年越しそばを啜りながら0:00がやってくるのを待つ。
淡々と読まれるお寺の説明。余計なBGMのない静かな時間。時折聞こえてくる除夜の鐘の響き。地域によっては雪がさんさんと降っている。心に染み入る映像だなとしみじみと思う。
