生理で身体が重だるい一日だった。
食欲はなかったが、体力を落としたくないのでご飯はしっかり食べた。
午後、用事を済ませたあとにふと昔の記憶がよみがえってきて、松本市四賀(旧四賀村)にある信州ゴールデンキャッスルまで車を走らせた。名前からしてバブリーな雰囲気を感じ取れるが、外観もやはりそのような体をしていて、ヨーロッパのお城風に造られている結婚式場である。子供の頃、この横を通るたび「変に豪華で不思議な建物だなぁ」と興味はあったのだが縁はなく、施設内に足を踏み入れたことはない。
四賀の田舎道をしばらく走り、化石博物館からさらに山の方へとのぼると…
お城風な建物が現れます。なつかしい。
ど田舎の山の中に突然姿を現す様は、やっぱり異様な雰囲気を放っている。
今でも営業しているのか気になって調べてみると結婚式場として機能しているらしく、経営母体は東京銀座に本社を構える株式会社SGCということがわかった。金製品の製造・販売・買取等を行っている会社とのことで、なるほど、それで「ゴールデンキャッスル」なのかと大人になってはじめて知る。
さらに調べるとこの施設では金製品の一般公開(有料)もやっていたそうだけれど、今は入れないみたい。この内部に数億円もする金製品が保管されているのか〜。そういえば駐車場にいくつも監視カメラがあったなぁ。傍からみたら不審者なので(雨の中にやにやしながら写真撮っていたら変な人と思われるでしょう)すぐにUターンしその場を離れた。
ちなみに、この信州ゴールデンキャッスルに展示されている品々は、居酒屋チェーン 養老乃瀧創業者である木下氏のコレクションだそう。