南東三階角部屋日記

四十代前半女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

9月1日 二日続けて日記

 

 

 8月31日 土曜日

出勤日。夕方から会社のイベントがあるのでこちらにも参加。酒は一滴も飲まず。周囲からは「まだ禁酒してるの?」とか「なんで飲まないの?」と言われるが、いちいち理由を述べるのも面倒なので「残念ですねぇ」などと適当なことを言って逃げた。

 

最近では3カ月に1回くらいの割合で飲酒することはあるのだけれど、それも缶ビール1缶やCHOYA梅酒の一番小さいビンのを1本飲む程度で、ほとんど飲まないといっていいだろう。

 

若かりし頃、20代の前半から中盤のころは、自分のキャパもわからずに飲酒して酔いつぶれることが稀に起こった。記憶をなくしたこともあるし、上司先輩に迷惑をかけたことも何度かある。ある時は、会社の酒席で失態を起こした。週明けに直属の上司に個室に呼び出されて、「28さん、ほんとうに残念だよ」と言い放たれたこともあった。すごく恥ずかしい思いをした。28歳にもなって自分はなにをやっているんだと。あまりにも自分の行動が馬鹿馬鹿しくなり、とっさに「申し訳ありませんでした。今日から1年間禁酒します」宣言をし、本当にそれを守った。そして今に至るまで、酒はほとんど飲まなくなった。酒席に出ても、少し酔ってきたなと思ったら水かウーロン茶を頼む。

 

私にはもはや飲酒のメリットがほとんどないので、別に無理して飲む必要はない。飲んだとしても一人家飲みするほうが楽である。

 

飲酒のメリットは、

飲めば肩のコリが和らいで身体が少し軽くなる。

気持ちがふんわりして酔いはじめは気持ちが楽になる。

などが挙げられる。

 

対して飲酒のデメリットは、

アパートと最寄り駅の距離が遠いので電車で帰れない。

そうなると代行で帰ることになるが数千円飛ぶので出費が痛い。

胃腸が弱いのであまり飲めない。

酔っぱらいに「彼氏できた?」「結婚しないの?」とか執拗に質問するやつがいて面倒臭い。

二日酔いが嫌い。

 

飲酒しなくてもある程度ハッピーでいられるし、その場の雰囲気に酔うことができるから、別に飲まなくても良いとなる。

 

 

 

父がアルコール依存症であることも少なからず関与していると思う。かつて、入院中の父の手記を読んだことがあるのだが、そこには私たち子供に対しての懺悔や依存症になるまでの経緯が事細かに書かれてあった。依存症になるのは本人の性格や遺伝的体質が関与しているらしいが、周囲の環境が影響することも頭に入れておかねばならない。父は当時所属していた村の消防団の飲み会で周囲の人間におちょくられて毎日飲み続けた結果、依存症になってしまったと吐露している。

 

近所のおじさんたちに悪意はないのだろうが、人を馬鹿にし遊び道具にするようなやつらは地獄に落ちればいいと時々は思うこともある。(そんなことを考える自分のほうが、実は悪意のかたまりかもしれない)

 

 

この日記を書いていた気づいたのだが、私が酒を飲んでいる人や酒席が苦手なのは、父が依存症になった原因を見るのが怖いからなのかもしれない。時々、酒を飲んでいる人を見るともやもやしてきて嫌な気分になるのはそのせいかもしれない。

 

 

 

会社の飲み会も二時間程度でお開きに。イベントが終わる前には、イベントスタッフでもないのに後片付けを黙々としていた。現金が貰えるコーナーもあったが参加せずに、同じく役員でない先輩と一緒に油がこびりついた調理器具の洗い物などをした。会社のひとと歓談するよりも、むしろ片付けなどでキビキビ動いているほうが楽しいとさえ思った。誰に感謝されるでもない仕事でも、自分が楽しいと思えることができるのは幸せなことではないか。もしろ掃除は好きなのでどんどん片付いていく様を体感するのは気持ちがよかった。

 

その後は割と仲の良い同僚を自宅まで送り届け、帰りに松本城天守閣を眺めてから帰った。

 

 

 

 9月1日 日曜日

昨日が8月最後の日だということをすっかり忘れていて、デジタル時計の「9月1日」の文字を見て驚いた。あと四ヶ月で2019年も終わってしまうのかと思うと、心がぎくりとした。最近は朝晩は肌寒いし、夜になると秋の虫たちの声がする。季節の流れは早い。

 

昨晩は寝るのが遅かったので、今朝は10:30に起床。見逃し配信で凪のお暇を見て、洗濯機をまわす。銀行に用事があったので行くと、ゆるキャラグランプリ2019の告知チラシが貼ってあった。今年はなんと長野市で行われるそう。行こうかな、どうしようかな・・