南東三階角部屋日記

四十代前半女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

8月14日

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今日も暑かった。

 

家の中にいても暑いので、風のある外で本を読んだ。深夜特急三巻、インド・ネパール篇。冷たいゴボウ茶を流し込みながら読み進める。

 


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外は外で蚊の大群が押し寄せてきたので、蚊取り線香を焚きながらであった。二日間で数え切れないくらいにあちこち喰われてしまった。私の血は相当美味いらしい。一晩で20箇所以上喰われた経験もあるくらいだ。

 


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読書に飽きると車の洗車を始める。弟のお下がりかつ古い車だが、気に入って大事にしているので今も綺麗に保たれている。

 

ただひとつ欠点があって、この車に乗っていると多くの人から「28さんは走り屋だね!」と言われる。そういう見た目をしている車なのだ。しかし私は常日頃から安全運転を心がけているしスピードも出さない。運転していてイライラする事もなく、また13年ちかく無事故無違反でもある。先入観ほどややこしいものはないなと、人にそう言われるたびに思っている。

 

洗車をして気持ちをさっぱりさせ、ギターで岬めぐりをひき、ベトベトしていたジェニーちゃんの髪をシャンプーした。サラサラヘアーになったジェニーちゃんはどことなく嬉しそうな顔をしていた。

 

 

昼過ぎにまどろんでいると父がふらふらの状態で帰ってきたのだが、脇に爽やかで長身の若い青年が立っていたのにはおどろいた。聞くところによると、熱中症らしい状態で道端にうずくまっていた父を介抱し送り届けてくれたらしい。しかもここから歩いて一時間はかかる場所から、父のママチャリを手押しで運んできたのだ。青年は爽やかな笑顔で「お大事にしてください」と言い、お礼も受け取らずに去っていった。命の恩人である。「こんな日にほっつき歩くなんて!」と母に叱られしょんぼりしていた父にミネラル豊富な天然塩を溶かした水を飲ませ、クーラーの効いた部屋に寝かせた。ともかく大事にならなくて良かった。

 

 


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夕方、涼しくなった頃合いをみてウォーキングに出掛けた。少し走ったりもした。汗が額や首元をつたう感覚が気持ちよく、五キロくらい無心になって歩いた。

 

ここより上流にある浅瀬では若者3人が川遊びをしていたのだが、うち一人は下半身丸出しであった(苦笑)。おふざけでやっていたのか露出狂なのかはわからないが、ちょっと勘弁して〜!と心の中で呟きながら早足で歩をすすめた。夏の変な思い出がひとつできてしまった。笑

 


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特別なことがあったわけではないが、悪い日ではなかったなぁと流れゆく川をながめながら思った。

 

そろそろ外に出て満天の星空を眺めることにする。夜になるとすこし肌寒い。