南東三階角部屋日記

四十代前半女性のひとり暮らし日記です。記録としての投稿がメイン。

12月31日 年の瀬に思うこと

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今年もあっという間に一年が過ぎようとしている。

 

38年生きてきた中で2022年が一番印象が薄いというか、大きな出来事が少ないと感じる一年だった。世界的にはロシアとウクライナの大規模な戦争があったり、元首相が殺害されるなど目を疑うような出来事はあったが、私にとっての2022年はただ日が過ぎるだけの単調な日々であった。

 

新型コロナウイルスが蔓延し始めてからもうじき3年になろうとしている。思えば、私の生活が単調になり始めたのは2020年頃からだったと思う。様々な活動が制限され、流れるのは暗いニュースばかりでいつしか世界の動きが静かになり、私も気持ちが沈むことが多くなった。生活が単調になった原因を他責にするのは間違っているかもしれないが、自分自身に原因がないか追求しようとしても一向に答えが出ないことを考えるとやはり世界情勢に原因があるのだと思う。乱暴な答えだと分かっていても私の中で新型コロナウイルスの影響はとても大きなインパクトを残す。

 

一方で、単調な日々なりに一年の大半を心穏やかに過ごせた日が多いことも書き加えておこう。不思議なことに誰かと比較して嫉妬心を燃やしたり、怒ることがほとんどなくなった。この世界で下手に足掻いても意味がないという半ば諦めのような意味も多少は含んではいるが、私が他人に対して怒ることなく朗らかに接することができたのは、この単調で穏やかな日々が気持ちの安定を育んでくれたのかもしれない。そう考えると単調な日々もそう悪くはないなと思える。

 

私には、今後「こうなりたい」といった明確なビジョンがない。野望もないし、若い頃に大きく燃え上がった情熱は今や燃えカスになりかけている。しかし、だからと言って人生に失望はしていない。おそらく今後もこの単調な日々は続くだろうし、年齢的にも今まで以上に落ち着いた生き方を選択していくだろうけれど、自分を見失わず心穏やかに毎日を過ごしていきたい。2023年はいったい何があるか全く見当がつかないが、まあなんとかなるでしょうくらいのスタンスで今まで通り生きていきたい。

 

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このブログを読んでくれた方、一年間お付き合いいただきありがとうございました。途中で私のブログを知った方も、もちろんありがとうございます。今年のブログはいつにも増して面白くなかったと思いますが、アクセスがあるとやっぱり嬉しかったです(弱小ブログなのでアクセス数は本当に少ないですけどね)。皆様にとって2023年が良い年になることを祈っております。