二度寝をし、9:30 起床。
朝日でラムネ色になったカーテンを見ながら、ぼんやりと今日一日何をしようか考えた。最近はまったくといっていいほど予定がないので、休日に限っていえばその日の始まりにおおよその予定を組み立てるようにしている。
他人にはひどく退屈な日常に見えるだろう。でも今の私にはこのリズムがちょうどいいし、ストレスを感じない。社会人になってから今が一番幸福な時かもしれない。不安は月並みにあるけれど、総合的にみて私は幸せ者だなぁと思う。
冷蔵庫からっぽチャレンジでお昼に作ったドライカレー。具材は冷凍にしておいたひき肉、玉ねぎ、ねぎの頭(緑色の部分)。にんにくがなかったのでチューブのすりおろしにんにくを使った。50点の出来栄え、可もなく不可もなく。
昨日、農産物直売所で買った里芋があったので、いかと里芋の煮つけを作った。スルメイカの処理がめんどくさく途中で嫌になったものの、食べたいものを作る時はそのめんどくささも逆に愉快に思えるもの。
この料理は、実家にいた頃たびたび母が作ってくれた。母が作るいかと里芋の煮付けは小料理屋で食べるそれと同じくらい美味しくて大好きだった。はて、自分も母の味に近づけられるかな?と心配したものの、85点ぐらいの出来栄えだった。
いかはさっと茹で、取り出し、最後に入れたものの、火が通り過ぎたのかちょっと固かった。いや、でもおいしい。明日は味が染みこんでもっとおいしくなっていると思う。楽しみ。
昨晩観た「はじまりのうた」が良かった。主演男優であるマーク・ラファロをどこかでみたことがあると思ったら、エターナル・サンシャインのスタン役の俳優さんだった。ちょっとシャイなおたく感が私好みで、この映画のなかではスタンが一番好きだった。
先日観た「死ぬまでにしたい10のこと」には、主人公の不倫相手役(リー)として登場していた。この映画でも彼の役が一番よくてついつい見入っていたのだけれど(特にコインランドリーで主人公をじっと見る姿にキュンとなった)、つまりは彼の役が好きというより、マーク・ラファロが好みだということだろう。ちょっと冴えないかんじとか、純粋そうな真っすぐな視線とか、穏やかな雰囲気とか、そういう男性が好きな私にとって彼は「素敵な人」なのだ。
この映画、みんな楽しんで撮影したんだろうなぁ。ラストもさわやかでよかった~。