21:20退社。
運転は好きだけれど、往復7時間の運転はやっぱり辛いものがある。肩こりがひどい。
名古屋市内を移動中に愛知県庁舎と名古屋市役所の前を通ったのだけれど、名古屋城に引けを取らずとてもかっこよかった。あの建物を見るだけでも観光になるだろうなぁ。そんなことを思いつつ、今日は仕事だと言い聞かせ早々に会社に帰るためアクセルを踏んだ。
名古屋は二十代前半の頃によく行っていたので懐かしの場所でもある。あの頃はもっぱら高速バス移動だったなぁ。安かったからね。
大須あたりで遊んだりして、友達の家がある安城市までは電車で行ったっけ。懐かしい。あろうことか、そこで私は財布を無くしました。親切な方が拾って近くの飲食店に届けてくれたのでことなきを得たという、今思えば苦くも懐かしい思い出である。
思い出…といえば、名古屋駅前で歩いていたら夜のお店のお兄さんが「きみ、かわいいねぇ」と言って近寄ってきて、店名の書かれたポケットティッシュを渡されたことがあった。そこには「手だけでできる仕事です」と書いてあり、当時まだウブではあったがそれが何を意味するのかは理解できたので、足早にその場を離れたのを覚えている。
苦い思い出、楽しい記憶様々あるのが、それが私にとっての名古屋だ。あの頃の期待感溢れる気持ちは忘れつつあるけれど、それでもこの街の光景を見るとワクワクするので、青春時代を思い出す、特別な街であることに変わりはないってことだろう。
