自粛疲れか季節性の不定愁訴か、気持ちが晴れずどんよりとしている。
そういえば、今朝方みた夢は不思議なものだった。あれはたぶん大正時代だろうか。私は尋常小学校で国語の授業を受けていた。担任の先生は大好きだったT先生だ。
授業が終わり、私は家に帰る。家には病気を抱えた両親の姿。私は薬を恵んでもらおうと村中を駆け回る。
広場には沢山の商人たちがいて、さまざまなものを売っていた。私はその大勢の中から薬を扱っていそうなおじさんを見つけ出し声をかけた。朝鮮人のおじさんはカタコトな日本語で「クスリ、キクヨ。ココニ、ダイジョウブ」と言い、漢方薬のような黒い丸薬を手渡された。お代はいらないという。おじさんに感謝しながら帰路につく。夢はそこで覚めた。